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よりよく生き続ける
2019/08/31

ふと、世の中を見回してみると、
僕が子どもの頃にはなかった「職業」であふれています。
きっとそれは、これからもあふれていくことでしょうね。
僕にとって「仕事」とは、「世の中に役に立つこと」。
世の中に役に立つ手段は一つではないから、
この世には数限りない世に役立つ手段としての「職業」が存在します。
「職業」のどれもが、誰かがこの世に必要だと感じたからこそ、
創りだされ、育ち、今も存在する。
だからこそ、個人的には「職業」に優劣はないと考えてます。
いま現在、かつての自分が想像もしていなかったような「職業」についている人が、
どれだけいることでしょう。
その人自身が、誰かや、何かの役に立とうと思い、日常を生き続けていったからこそ、
生まれた大小様々な「職業」、「発明」、「発見」、「残したこと」がこの世にはたくさんあります。
だからこそ思うのです。
人間にとって一番大切な「仕事」がもう一つある。
それは「よりよく生き続けること」
一人の人間が、日々身近な人間に役に立てることを考えながら生き続けるだけで、
どれだけ多くの喜びや物事を創りだし、残すことでしょうか。
様々な物や「職業」が生まれては消えてゆく世の中だからこそ、
目の前にある「職業」からとりあえず選ぼうとする前に、
まずは、あなたという資源を使って、誰かの役に立てることを日々探しながら、
よりよく生き続ける。
もしかすると、「職業」=「自分」なんてこともあるかもしれませんね。
そんな考え方もあるよと、
聡明舎に通う子たちには伝えたいな。
鷲井