どーなってるの?
講師の頭の中blog
学習雑誌
2023/04/26

こんにちは、宮川です。
さて、前回は子どもの頃に買ってもらっていた「小学○年生」という
学習雑誌の付録についてお話しをしました。
この学習雑誌というものが、まぁよく考えられているというお話です。
1ヶ月に一度、この雑誌を買ってもらえた自分は大喜びです。
まずはなんといっても付録!ひとつひとつ組み立てたり遊んだりします。
それが終わると、今度は雑誌に載っているマンガを読みます。
途中に写真と文章で何かの授業のようなページもありますが、そんなものは当然読み飛ばします。
面白いもの以外は興味なし…という、実に普通の小学生でした。
で、マンガを一通り読みますが、あっという間に読み終わります。
翌日、とりあえずもう1周くらい読みます。読むのはもちろんマンガだけです。
そうして何周も何周もマンガの部分を読んだら、その学習雑誌は用なしです。
本棚に並べておくだけのものになります。
だけど時々あるんですね、暇で暇で仕方のない時が。
それでも読み飽きたマンガをやっぱり読みます。
で、そういうマンガに飽ききった時に目に入るのが、写真と文字だけのページです。
ホントに気まぐれですが、ごくたまにそういうページも読むんです。
で、読んでみると、わりと興味のわくような内容が書いてあって面白いんですね。
たぶんそういう「子どもに読ませたいページ」の9割は読んでいませんでした。
きっとそういうページを読み飛ばしている我が子を見て
「勿体ない!そこも読みなさい」なんて言いたかったんじゃないかと思います。
でも僕の親は、何も言いませんでした。
結局、そういう学習的なページもほとんど読み飛ばしていましたが、
最終的にはそういう学習的なページの1割くらいは読んでいたように思います。
その1割は暇つぶしとはいえ、自主的に読んだページになります。
そういった自主的に読んだものは、後々の知識や興味につながっていたように思います。
ムリヤリやらせることよりも、少しでも良いから自主的にやらせる工夫をすることが
実は大切なんじゃないでしょうか。
それを自然とやっているのが学習雑誌のすごいところだと思います。
そんな素敵な学習雑誌ですが、調べてみたところ、いまは「小学1年生」はあるものの、
「小学2~6年生」という雑誌はなくなってしまったみたいです。
で、そのかわりに「小学8年生」という雑誌が出ているんだそうです。
デジタル数字の8は、全ての数字を表すことができるので、
何年生でも楽しめるというのがコンセプトのようです。
久しぶりに、買ってみようかな…なんて考える今日この頃です。