どーなってるの?
講師の頭の中blog
バカと無知
2022/11/13

Yeah Man!
「バカ」と「無知」は違います。
「無知」は決して「バカ」ではありません。
「無知」は知識を習得すれば解消されます。
やっぱり「勉強」はやった方がいいと感じる一つの瞬間です。
面と向かって批判されるとついカッとなって言い返したり、
攻撃に転じて相手を批判し返す自分がいます。
流石にこの歳になると、毎回制御不能ってわけではないですけど
平静は保っても心中穏やかではなかったりもするわけです。
「こんな些細なことでイラッとして、なんだかな〜」と。
でもこれ、人として当然の反応らしいです。
人間は危機的状況に直面すると闘争か逃走、どちらも無理なら硬直するんだそうです。
ここでいう危機的状況とは批判されることによる自尊心の揺らぎです。
ここでは割愛しますが自尊心の揺らぎは古代では危機的状況だったのです。
古代から何万年もかけて脳に組み込まれてきた自動化プログラムなのです。
問題が解けない。小テストで結果が悪い。わからない。
こういった時、怒り出す生徒がいます笑。顔がキレてる笑。
特に、根が真面目で比較的年齢が低い生徒ほどこの傾向は強い気がします。
多分本人も怒ってもしゃーないと思っているんです。でも止まらない止められない笑
怒ってると人の話が聞けなくなるから、問題の解説も聞き逃す。
だから余計わからなくなる。合理的判断では損失でしかないはずなんです。
けど、なぜか怒っちゃう。
これに対しても理由の一つが見えてくるわけです。
些細なことでイラついたり、冷静さを失いたくない。
何度同じ場面を繰り返したらそうなれるんだろう?
俺はバカなのか?いや、無知なんです。
人間の脳には古代から組み込まれたそういう特性がある。ある程度はみんな同じ。
それを知るだけでも、自分や他人の怒りに直面した時も見え方が違ってきます。
自分はそう感じます。
どこまでエビデンスが積み上げられた話なのかはわからないです。
でも、少しでも落ち着きや、良き人間関係が手に入るなら有益な知識です。
最近読んでる『バカと無知』橘玲著で知りました。
面白いので時間があればぜひ。