どーなってるの?
講師の頭の中blog
折に触れて、もの思う
2022/08/08

あっ…-------!!!!!
っという間に(「---」の部分で気を失いかけていることを表現)、夏期講習前半が終了致しました。
どんな絶叫マシーンよりもジェットコースター
今年も暑き夏を全力でひた走っております、聡明舎の堀金です。
ブログ更新の締切が1日過ぎてしまいました。
ごめんなさい。
だけど時期的にどうしてもやりたかったのがトップ画像のアレンジでして!
鬼灯です。生徒諸君、読めるかな?w
「ほおずき」と言います。
漫画やアニメで知ってる人もいるかもしれませんね。
「鬼灯の冷徹」
あれはなかなか破天荒で大好き。
ざっくり言うと、日本古来の仏教に絡めた現代風刺。
うわ、こう書くとやたら堅苦しい…個人的には結構おすすめの作品ですw
さてさて、今日から始まる夏期講習C日程はお盆手前の時期の実施。
ポンポン菊と合わせて、可愛らしくお盆を飾ってみました、
お盆の時期に飾ることが多いので、日本では夏のイメージがありますよね。
俺もそうだと思ってましたw
でも原産は南アメリカらしいです。
…たまにね、こういうね、「古き良き伝統」なのは間違い無いけど、意外に他所からいらしたものとかあるよね。
日本育ちの日本人だから感じるものなのかな?
「知らないままでもよかったな」っていう知識とか、結構あります^^;
ただまぁ、じゃあ「南アメリカ原産だからお盆に合わない気がするから鬼灯飾らない!」とかいうのも
そこまでムキにならなくてもいいかなぁ…って。
だって小さいころから見てきたし。
…こうやって文化ってのは変遷、醸造されていくのだろうかw
半ばまで差し掛かった夏期講習ですが
今年は生徒のために、生徒にとっての何らかに…僕はなれはしたのだろうか。
感慨に耽るにはまだ早いんですけどね。
実は、なんかのアンケートでも作っていつか全国の塾講師の先生に聞いてみたいことがあるんですけど
【勉強に自信のある生徒と自信のない生徒、どちらを担当することにやり甲斐を感じますか】
っていう質問。
直接は聞けない質問です。
面と向かって聞けば、「相手にどう思われるか」「どう答えるのが相場なのか」を気にされてしまうから。
語ると長くなるから、俺はどう答えて、どう思っているのかを書きます。
無論、どちらにもやり甲斐は感じます。
自信のある生徒にはさらなる発展の機会を…自信のない生徒には成長の喜びを提供できる。
ただ僕は、後者の方により魅力を感じるタイプの人間です。
理由は…そうだなぁ…自分が、そんなに自信のないタイプだったからかもしれません。
だけど…うん、与える影響の大きさ、ですかねぇ…?
勉強できる子が今より勉強できるようになるのも嬉しいんですけど
勉強できない子が勉強できるようになるのって、人生そのものが何か大きく動く瞬間、というか。
長い時間、勉強の意義を見出せなかった中3受験生が
初めて自分の人生と向き合って、漢字の練習を少しずつしてきてくれてることとか
定期試験で90点とりました、成績で「5」が取れました、も勿論嬉しいんですよ?
でも俺は、どっちか、と聞かれたら…そっちが、忘れられない。
まぁ、あくまで好みですけどね!
勉強に自信がない子の担当するの、めっちゃ大変なのは事実だしw
効率?合理的?その辺気にしてたら摩耗するのもわかります。
でも、なんていうか
もうちょっと「先生」と呼ばれる人たちに?
匙を投げられるのが恒常的になってしまったであろう、可能性の塊たる種火に
根気よく風を送り込む、その喜びを知ってもらえたらなぁ…とは思う。
自分の慣れたやり方で風を送って、燃え上がらないと、すぐ諦めちゃう先生は多い(と思っている)っていうか
風送り込むこと自体、汗かくから嫌だって考えちゃうのかねぇ…?
そうなるのは…まぁ、わからなくはない。
【自分の所為】になってしまうものね、伸びてくれないと。
でも、そんなことないと思う。
責任転嫁でなく、責任放棄でもなく。
誰かの成長、というのは複数名の人間の相互的な努力の結果なのだから。
逆に、「わしが育てた!」なんてのは傲慢だと思ってしまう。
あと書いてて思ってしまった
自分の風の送り方が唯一絶対の正解だとして、種火を吹き消す煽ぎ手もいるかもしれないなw
まぁこの辺は、自戒の念も込めて…になりますかね。
一生懸命やれたらいいと思います。
教える側も、教わる側も。
さて、本日からC日程
改めて、よろしくお願いいたします。
堀金でした。