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アジフライが食べたい!
2021/02/14

美味しいアジフライが食べたい!
ふとそう思うときってありますよね。
やっぱり冷凍のアジフライとかじゃなくて、きちんと生のアジで作りたい!
だけど冬ってアジがあまり売っていないんですよね。
仕方がないのでサバの切り身を買ってサバフライを作ったりもしました。
う~ん、これはこれで美味しいんだけど…やっぱりアジフライが食べたいなぁ…
そんなことを考えていたところ、先日スーパーの鮮魚コーナーにてアジを発見しました!
1匹250円の値札ですが、閉店直前ということで半額シールが貼ってあります。
250円の半額ということは1匹125円!これは買いです。
切り身ではなく1匹丸々のアジでした。
なので、まずこれを3枚におろします。
小型のアジなら「開き」にする方法もありますが、面倒であるのと
今回はまずまず大きいアジでしたので、3枚に下ろして半身ずつフライにしました。
料理をあまりしない人には「3枚におろす」という言葉も謎でしょう。
1匹の魚を「半身+背骨の付いた半身」にすることを「2枚におろす」といい、
さらにそこから「半身+背骨+半身」にすることを「3枚におろす」といいます。
できたてのアジフライと炊きたての白ご飯。
ん~やっぱりアジフライは最高ですね。
人生の至福を感じます。
ちなみに皆さんアジフライには何をかけますか?
僕は昔から普通に「ソース」をかけていたのですが、
最近人から聞いて「醤油」を試したところ、「実は醤油の方が美味しいかも…」と思うようになりました。
アジフライ+醤油の組み合わせが未経験の方は、是非一度お試しください。
さて、3枚に下ろした背骨ですが、骨周りに身も少々付いています。
これをこのまま捨てるのは「もったいない」と思うのが人情ではないでしょうか。
かといってアジ1匹分の背骨ですから、あら汁にするには少なすぎます。
…ちょっと考えた結果、これもフライにすることにしました。完全に実験感覚です。
薄く身が付いた背骨に味付けをし、衣を付けて油で揚げます。
遠目に見れば確かにアジフライですが…人生で始めてみる物体がそこにありました。
食べてみた感想ですが…ま、アリといえばアリでしょう。
食べられる部分は少ないですが、衣の付いた身の部分は簡単に背骨から外すこともできますし、
無駄なく食べきれた!という満足感があります。
人に出せる代物ではありませんが、自分用としてはOKでしょう。
こういう「ちょっとおトクな発見」があるのも料理の楽しさだと思っています。