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慣れないことをやるのって
2020/11/01

大変、ですよね。
いくつになっても…いや、きっと年齢は関係ないのでしょう。
ただ、年をとるにつれて、ことの重大さというか、責任のようなものが大きくなっていくのは、あるかもしれません。
今週はもう、毎日が「慣れないこと」…緊張の連続で、体が強張ってしまいました。
どうも、ご無沙汰してしまっております。
聡明舎の堀金です。
トップ画像は三重県鳥羽市にある、本日私が宿泊しているホテルから撮影したものです。
…伊勢志摩サミットって2016年…もう随分前のことなんだな、って考えたらぞっとしましたw
僕は毎週月曜がお休みの日なので、実は文化の日の祝日のおかげで3連休なんですね。
お休みを使って、人生初のお伊勢参りです。
明日、お伊勢参りしたら夕方からは懐かしい人に会えるので、今から楽しみにしてます。
さて、表題にある僕の「慣れないこと」というやつはですね。
車の運転なんです。
不肖、わたくしこと堀金、2019年の12月に(取得期限ギリギリで)免許を取り(言うまでもなくAT限定^^)
その後カーシェアで2〜3ヶ月に一度あるかないか、主に妻と買い物に行くことを目的として練習がてら運転しておりました。
しかし、運転経験者ならご理解いただけると思うのですが
そんな頻度で練習していても、運転できるようになりはしないのです。
10月下旬に引っ越しまして、電車で通うと通勤時間はこれまでの倍。
本日は割愛しますが、諸々の理由で僕は「車で通勤する人」になったほうがいい。
なるしかない。なるべきだ、と。
怖い、って思います。
嫌だな、って思います。
でも、そんなこと言ってらんないって自分自身でそう思います。
だってどう考えたって、車の運転上手になった方がいいんですもんw
(詳細聞きたい人いたら直接聞いてくださいw)
だから始めました、まずはレンタカーで。
(近々、カーリース契約を結んだのでマイカーが届く予定なんです。)
それから、五日間。
おっかなびっくり、辿々しい運転ですが
辛うじて生きながらえてますw
きっと今の堀金はいつもより数倍、数百、いや数千倍
「自分が苦手なことに向き合おうとしている生徒」に優しくなれる。
確信にも似た自信がございますw
子どもの頃にぶち当たっている壁は、その時分の本人にとっては「過去最高の障壁」。
類似する経験を乗り越えたことのある大人からすると、「なんだそんなことで」って、思ってしまいがちではないでしょうか。
それを、「そんなの簡単だよ」「悩むようなことではないよ」と言ってあげるのは割と容易いこと。
そのように言ってあげることが・・・本人にとっての励みになるならば、発破をかけてあげることにもつながりましょう。
・・・だけど、そうじゃない場合だってある。
大人から、悩める子どもに向けて「そんなの簡単だよ」「悩むようなことではないよ」と言うことで
追い詰めてしまうこともあるかもしれない。
「みんなが簡単だということでこんなに苦労する自分は、取るに足らない存在なのかもしれない」
そんな風に自身の価値を低く見てしまう人もいるかもしれない。
あるいは「それができたのはあなたが優秀だからです。僕とは違う。」という風に、助言した相手と心の距離を置くことになる人もいるかもしれない。
・・・最後のやつ、特に《勉強》に関わるもので少なくないと思っています。
だから考えると本当、恐ろしいと思っています。
励ますつもりで、元気付けるつもりでかけた言葉が、残念な受け取られ方をすることだってある。
僕は、そう考えています。
そして、そう考えた上で、生徒のためになる声かけをしたい。
もちろん、怖くて震えている相手に歩み寄ってあげることだけが、唯一無二の方法というわけではありません。
「ジェットコースター怖い」とか言ってた18歳の僕が、無理矢理FUJIYAMA乗せられて一度で克服したように。
(叫びすぎて声がらっがらになってましたけどねw)
荒療治だって、うまくいくことはあります。
でも僕は、必要なときには歩み寄り、必要なときにはどーんと背中を押せる・・・そんな応援者でありたいな、と思っています。
それはそれとして、運転しなくても目的地に着く新幹線、電車の素晴らしさを噛みしめつつ
明日はお伊勢参り、楽しんできたいと思います。
それではまた。