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コロナ禍に端を発したオンライン授業の実施により再認識に至った人生哲学、その考察
2020/06/16

どうもこんにちは、聡明舎の堀金です。
先日、宮川先生がブログを更新した6/10に35歳になりました。
嗚呼、この記事を読んでくださっているみなさんの祝福の声が聞こえます。
ありがとう!みんな…ありがとう!(ちなみに本当に授業でもこんなやりとりしてます。)
…こういうことを言って遊んでる時の、生徒の憐れみの視線すらばっちり届くオンライン双方向授業、本当にすごい。
講師生活10年目(一瞬、高校で働いた経験も含めればもう少しあるか)という僕ですが
今日はちょっと意識して長ったらしく書いてみた表題にある通り、
4月からオンラインで授業をしてみて、感じたことを語りたいと思います。
それは…ズバリ…
「やる気のある生徒はどんどん伸びていく」ということなんです。
何を当然なことを、と思われたかもしれません。
でも、もう少し具体的に伝えさせてください。
今回のブログに使っている画像はですね
僕が3Bクラスで行っている、英単語テストがあるんですけど
その結果と、採点を生徒からGoogle clasroomで送ってもらった画像なんです。
あ、本人の許可は取ってありますw
今はZOOMのアプリを使ったオンライン授業なので
スマホやPC、タブレットの画面を通して僕が作成した英単語の小テスト問題を見て、
それを手元のノートに解答して、採点した結果を画像で送ってもらうわけです。
点数こそ20点満点中の17点でしたが、僕は正直、点数で評価できないくらい価値高い取り組みだと思いました。
僕から指示しているのは、まぁ言ってしまえば覚えた単語を書き、丸付けをし、採点結果を知らせろ、というものです。
ですが彼は
事前に準備した単語(今回は熟語の範囲でしたがw)知識に解答することはもちろんのこと
答えあわせのときに僕が話している「豆知識的な話」をメモして
しかも、自分が疑問に思ったことを質問してきてそれもまとめている
この日は確か「on business(仕事で〜)」という熟語は「work」とどう違うのか、という質問でした。
その場でも答えましたが、画像に書き加えて返却しました。
同じ授業を20人弱の生徒が受けてくれていますが
彼ほど、「成長できる受け方、参加の仕方」をしている生徒はいるだろうか。
同じテストを受けても、準備不足で全く点数が取れず、✔︎印だらけの画像を送ってくる生徒だっています。
(点数が悪い=悪、ではない。赤で書き直したり、自分なりに練習しなおしてくれればそれだって素晴らしいです!)
それが、オンラインでもちゃんと「成長のために必要なやりとり」としてできているのが嬉しかった。
コロナ禍以降、塾を探している方から「対面でないときっと集中できない」という言葉を、よくいただきます。
その言葉を聞くたびに、悔しい思いをします。
僕の英単語テストを「素敵な成長の機会に昇華してくれている生徒」のことを思うと。
もちろん全員が全員、ではないでしょう。
だけど、「成長できない理由」は
対面であるかないか、の問題ではない。
直接会おうが、会うまいが、一生懸命やる人が成長する。
普段やりなれた方法で学べなくなった今のような状態でも、どうにかいい手立てはないか。
それを考え、模索し、少しでも効果が発揮されるよう行動し、実践し続ける人が成長する。
つまり、結局は「覚悟」の差でしかない。
そのことに、僕は改めて気づいてしまったと思っています。
さらに言うなら、やはり
確かな学力を使いこなす術まで、生徒を導くことができているのは聡明舎だな、とも思ったわけです。
(僕が言っても手前味噌でしかないんでしょうけども。。。)
今、学校が段階的に再開され
来月には定期試験が実施されます。
そのとき、明らかになるのが実は今から楽しみだったりします。
どうか、大変な時期でも己の成長のために心血を注いだ彼らの努力が報われますように。
どうか、自分の運命は自分の努力によって切り拓くことが可能なんだということを知ってほしい。
全ての努力が報われるわけではない、ある種残酷なこの世界ですが
本気で頑張った「何か」は、必ずや「何か」になっている。
僕はそう信じています。
結局、考察でもなんでもない私見だったかもしれませんがw
感染症対策と熱中症、どちらも気をつけて
頑張りましょう、一緒に!!!
堀金でした。